2025長崎くんち 新橋町 阿蘭陀万歳・本踊
10月7日諏訪神社の奉納踊一番目は新橋町です!今回は諏訪神社右側桟敷席A-8で奉納踊りを鑑賞してきました!
結論「阿蘭陀万歳・本踊と長崎検番のコラボが素晴らしい!新橋町の皆様「よいやー!」」
2025年、諏訪神社鎮座400年の記念すべき長崎くんちで、私は右側桟敷席A-8という特等席から、一番手、新橋町の奉納踊りを堪能してきました!早朝にも関わらず、長崎くんちの熱気がすごかった!
▼豪華絢爛な「傘鉾」が先陣を切る
最初に登場したのは、新橋町のシンボルである傘鉾です。くんちの華やかな始まりを告げるこの傘鉾、やはり素晴らしかったです!
特に目を引いたのは、その「飾(だし)」です。昔、町内に流れていたという鹿とき川にちなんで、優雅な鹿が配されていました。細部にまでこだわりを感じる意匠に、思わず見入ってしまいました。傘鉾の「垂(たれ)」も、諏訪、森崎、住吉の三社紋が織り込まれていて、町のくんちにかける意気込みが伝わってくるようでした。
そして、よく回る!!本当に素晴らしかったです!「よいやー!!」合わせて、「もってこーい! 」の掛け声が鳴り響きました!
その後、手ぬぐいを配布されました!
▼異国情緒あふれる「阿蘭陀万歳」と本踊
その後、いよいよ本番の奉納踊り、「阿蘭陀万歳(おらんだまんざい)」「本踊」です!
新橋町は、この異国情緒たっぷりの演目を、26年ぶりに長崎検番に依頼したとのことで、本当に楽しかったです!
長崎に漂着したオランダ人が、生計を立てるために日本の万歳(門付芸)を身につけて家々を回ったという筋立てが、なんとも長崎らしい!
舞台では、まず長崎検番の芸妓衆が、あでやかな衣装でしとやかに、しかし艶やかに舞を披露。その後に登場した、ユーモラスな表情の万歳(太夫)と才蔵が、本当に面白かった!
コミカルな動きとセリフで、会場全体が笑いと拍手に包まれました。その陽気な掛け合いに、桟敷席からも大きな「しょもーやーれー!」「もってこーい!」の声が響き渡りました!
その後、長崎ぶらぶら節も踊っていただき、本当に良かったです!
新橋町が誇る「本家本元」の阿蘭陀万歳は、長崎の国際色豊かな歴史と、華やかなお祭り文化が融合した最高の奉納踊りでした!
感無量でした!!